こんにちは、すすてっくです。
今回はフィアット500ツインエアの定番故障であるサーモスタット交換についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
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もくじ
オーバーヒートの原因はサーモスタットからの水漏れ
確認するとこんな状態。サーモスタットのヒーターホースにつながるパイプが折れています。
樹脂製なので劣化して折れてしまうんですね。
よく壊れる部品なので対策品が出ています。
対策品はパイプ部分もアルミ一体構造になっているので折れて水漏れする心配はありませんね。
フィアット500ツインエアのサーモスタット交換手順
それではここからフィアット500ツインエアのサーモスタット交換手順をご紹介します。
フィアット500ツインエアのサーモスタットはエンジンのリヤ側についているので、交換するにはバッテリー周辺の部品を外す必要があります。
まずプラスとマイナスの端子(10mm)とステーのナット(13mm)を緩めてバッテリーを外します。
バッテリーを外すとトレーがあるので外します。
持ち上げるだけです。
ボルト2本(13mm)とナット(13mm)を緩めてバッテリーの台(ECUステー)を外します。
繋がっている配線やコネクターは全て外します。
アース(10mm)が1か所、組付け時は忘れやすいので要注意。
バッテリーの台を外すとサーモスタットの取り外しにかかることができます。
サーモスタットにつながっているホース3本、コネクタ1本を外します。
サーモスタットを固定しているボルト(10mm)2本を緩めてサーモスタットを取外します。
パイプの付け根はこんな状態でした。
取付面を掃除し逆の手順で組付けていきます。
ホースバンドも同時に交換が必要です。
フィアット500ツインエアの純正クーラント
フィアット500の純正クーラントはアルファロメオと同じものです。色は赤。
部品番号 59059420
フィアット500ツインエアのサーモスタット交換費用
項目 | 数量 | 単価 | 金額 | 区分 |
---|---|---|---|---|
サーモスタット(対策品) | 1.0 | 10,670 | 10,670 | 部品 |
冷却水 | 2.0 | 2,200 | 2,200 | 部品 |
ホースバンド | 2.0 | 660 | 660 | 部品 |
工賃 | 1.0 | 6,930 | 6,930 | 工賃 |
総額(消費税込) | 20,460円 |
---|
費用はあくまでも目安です。
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- 水漏れのサーモスタットのパイプ折れ
- 交換するなら対策品にしましょう
- フィアット500ツインエアのサーモスタット交換費用は2万円前後
今回はフィアット500ツインエアの定番故障であるサーモスタット交換についてご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フィアット500関連記事です!
型式:ABA-31209
初年度:23年9月
エンジン:312A2