トヨタアクアのエンジンとインバータ冷却水(クーラント)交換方法【現役整備士が解説】

1. ラジエータードレーンコックプラグをゆるめる。
2. ウォータフィラキャップASSYを外し冷却水を抜く。
3. エンジンドレーンコックプラグのストップリングを外す。
4. エンジンドレーンコックプラグを外し冷却液を抜く。

1. エンジンドレーンコックプラグを接続し、ストップリングを取り付ける。
2. ラジエータドレーンコックプラグを閉じる。
3. 注入口より冷却液を補充し、ウォータフィラ キャップSUB-ASSYを取り付ける。
4. サブタンクFULLラインまで冷却水を補充する。
5. 車両を“整備モード”にセットし、サーモスタットが開弁するまでエンジンを暖機する。
6. エンジンを停止させ冷却液が冷えるまで待つ。
7. ウォータフィラおよびラジエータリザーブタンク内の水位が下がっている場合は、冷却液を補充する。
8. ③～⑦の作業をの水位が下がらなくなるまで繰り返す｡

IG ONで60秒以内に下記の操作を行います。

1. シフトポジションPでアクセルペダルを2回全開。
2. ブレーキ踏んでシフトポジションNにする
3. アクセルペダルを2回全開。
4. ブレーキ踏んでシフトポジションPにする
5. アクセルペダルを2回全開。
6. ブレーキペダルを踏みREADY　ON。

1. インバータリザーブタンクキャップを外す。
2. ラジエータドレーンコックプラグを緩め、冷却水を排出する。

3. ラジエータドレーンコックプラグを締め、抜き取った冷却液量を計測する。

1. インバータリザーブタンクより冷却液を補充する。（全容量：1.6 L）
2. IG ON にし、OBDテスターを接続する
3. [アクティブテスト] → [ウォータポンプ]を選択し、インバータウォータポンプASSYを作動させる 。（整備モードにすることでもインバータウォータポンプASSYを作動できる。）
4. FULL付近で水位を保つように冷却液を補充しながらインバータウォータポンプASSYを約1分間作動させその後1分間停止させる。（エアが出なくなるまで3回程繰り返す）
5. エア抜きが完了したら、FULLからLOW間に調整しインバータラジエータキャップを取り付ける。