早見表を用いたロードインデックスの計算と活用方法

こんにちは、すすてっくです。

先日車検で軽貨物に標準タイヤを履かせたお客様が来店されたのですが、タイヤのロードインデックスの件で悩みました。

そこで今回はロードインデックス(荷重指数)の計算方法をご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

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ロードインデックス(荷重指数)とは

ロードインデックスとは、タイヤ1本で支えることができる最大負荷能力の指数です。

タイヤのロードインデックスが80だとすると、最大負荷能力は450kgとなります。つまり、そのタイヤは450kgの荷重までであれば耐えられるということです。

逆に言えば、そのタイヤにかかる荷重が450kgを超えた場合、タイヤが重さに耐えられずに損傷する可能性があります。

引用:グーネットマガジンhttps://www.goo-net.com/pit/magazine/30092.html

ロードインデックスが不足していると車検には通りません。

ロードインデックス早見表

画像引用:ヨコハマタイヤ

貨物用タイヤの最大負荷能力早見表

タイヤサイズ最大負荷能力(Kg)
145R10 6PR400
145R12 6PR450
145R12 8PR520
155R12 6PR485
155R12 8PR560
145R13 6PR475
145R13 8PR550
155R13 6PR510
155R13 8PR595
165R13 6PR585
165R13 8PR670
175R13 6PR635
175R13 8PR730
165R14 6PR615
165R14 8PR715
175R14 6PR665
175R14 8PR775
185R14 6PR725
185R14 8PR840
195R14 6PR805
195R14 8PR935

軽貨物車でよくあるサイズの145R12 6PRだと最大負荷能力450㎏でロードインデックスは80です。

プライレーティング表記は近年減ってきています

車検証を使用したロードインデックスの計算方法

ここでは車検証を使用したロードインデックスの計算方法をご紹介します。

自己流の計算方法です。100%正しいわけではありません。

乗用車(5ナンバー)

フロントタイヤ

計算式

(前軸重+110)÷2=フロントタイヤ1本にかかる荷重(Kg)

110は前席の乗車定員2人の重量です。(55kg×2)

(450+110)÷2=280(kg)

ロードインデックス早見表で確認すると280㎏はロードインデックス64です。

つまりロードインデックス63以下のタイヤは車検に通らないということになります。

リヤタイヤ

計算式

(後軸重+110)÷2=リヤタイヤ1本にかかる荷重

110は後部座席の乗車定員2人の重量です。(55kg×2) 3人の場合は165(55kg×3)になります。

(530+110)÷2=320(kg)

320㎏はロードインデックス69です。つまりロードインデックス68以下は車検に通らない計算になります。

貨物(4ナンバー)

フロントタイヤ

フロントタイヤの計算方法は乗用車と同じです。

リヤタイヤ

計算式(2人乗り)

(後軸重+最大積載量)÷2=リヤタイヤ1本にかかる荷重

計算式(4人乗り)

(後軸重+110+()内の最大積載量)÷2=リヤタイヤ1本にかかる荷重

軽バンの場合は2人乗車と4人乗車で総重量が変わります。この場合は総重量が多い()内の数値を採用します。

(500+110+250)÷2=430

430㎏はロードインデックス約79です。つまりロードインデックス78以下のタイヤは車検に通らない計算になります。

8PR指定車に6PRタイヤで車検に通る?

ちなみにこの車検証はホンダアクティの物ですが、この計算方法だと145R12 6PRのタイヤでも車検OKになります。

アクティにお乗りの方で6PRタイヤが車検NGと言われた方もいると思いますが、計算上はOKだとしても検査員がNGといえばNGになります。

私も基本的に貨物車は貨物用のタイヤ、8PR指定の車は8PRタイヤを装着していないと車検はNGにしています。

おすすめのタイヤ通販サイト3選

ここからはおすすめのタイヤ通販サイトを3社ご紹介します。

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すすてっく

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まとめ

  • ロードインデックス(荷重指数)不足のタイヤは車検に通らない。
  • 145R12 6PRの最大負荷能力は450Kgでロードインデックスは80。
  • 145R12 8PRの最大負荷能力は520Kgでロードインデックスは85。
  • 計算上車検OKだとしても検査員の判断が全て。検査員がNGといえばNGです。

今回はロードインデックス(荷重指数)の計算方法をご紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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