こんにちは、すすてっくです。
今回はエンジンチェックランプが点灯しシフトが入らず走行不能になったフォルクスワーゲン・ポロ(6R)の故障診断についてご紹介します。
症状を確認するとエンジンは始動できますがシフト操作ができません。
シフトロックを解除してDレンジに入れても全く車が動かないといった状態でした。
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もくじ
ポロ(6R)のシフトロック解除方法
まずポロ(6R)のシフトロック解除方法が少し特殊なのでご紹介。
ポロ(6R) のシフトロック解除ボタンはシフトパネルカバーの中にあります。
シフトロック解除するにはシフトコラムカバーを外す必要があります。
赤丸の黄色い部品がシフトロック解除のボタンです。
シフトパネルカバーはマイナスドライバーなどでこじると簡単に外せます。
エンジンチェックランプ点灯の原因は?
テスターをつなぎDTCを確認すると以下のコードが残っていました。
- U0103 セレクトレバーモジュール通信がない
- P1734 SLMによる始動許可
「U0103」はセレクトレバーのコントロールユニットが他のコントロールユニットと通信ができていないことを意味します。
「P1734」も気になりますが同じTMコントロールのエラーということでおそらく原因は同じではないかと思われます。
ただし、どちらのコードに関しても資料が無く診断を進めるのが難しい状況です。
セレクトレバーコントロールユニットの値段
ポロ(6R)のセレクトレバーコントロールユニットは単体での供給は無くセレクトレバーモジュールASSYでの交換(イラスト20)になるそうです。
部品代は税込み269,500円で国内に在庫なしとのこと。めったに壊れない部品ということですね。
部品代が数千円程度なら「とりあえず交換してみます。」で良いかもしれませんが今回はそうはいきません。
コントロールユニットの異常なら基盤を見れば何かわかるかも!?と思い、外して点検することにしました。
ポロ(6R)のセレクトレバーモジュールを分解してみた
分解するとセレクトレバーコントロールユニットの基盤の一部が焼けこげていました。
セレクトレバーコントロールユニットの故障で間違いありませんね。
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- DTC 「U0103」はセレクトレバーのコントロールユニットが他のコントロールユニットと通信ができていないことを意味する。
- ポロ(6R)のセレクトレバーコントロールユニットはモジュールASSYで税込み269,500円。
今回はエンジンチェックランプが点灯しシフトが入らず走行不能になったフォルクスワーゲン・ポロ(6R)の故障診断についてご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
型式:ABA-6RCGG
年式:21年12月
ミッション:7速DSG