ランドクルーザープラド(150系)のバッテリー交換費用やリセット手順まとめ【現役整備士が解説】

こんにちは、すすてっくです!

今回はトヨタ・ランドクルーザープラド(150系)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

この記事の内容
  • バッテリー適合情報
  • おすすめのバッテリー
  • バッテリーの交換手順
  • バッテリー交換後のリセット手順

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ランドクルーザープラドのバッテリー適合表

車両型式排気量新車搭載寒冷地仕様
CBA-TRJ150W2700cc55D23L80D26L
3BA-TRJ150W2700cc55D23L80D26L
3DA-GDJ150W2800cc85D26L85D26L

85D26R
3DA-GDJ151W2800cc85D26L85D26L

85D26R
LDA-GDJ150W2800cc85D26L85D26L

85D26R
LDA-GDJ151W2800cc85D26L85D26L

85D26R
CBA-GRJ150W4000cc80D26L80D26L
CBA-GRJ151W4000cc80D26L80D26L

車両型式は車検証に記載されています。

ランドクルーザープラド(150系)の新車搭載バッテリーは排気量によって3種類に分かれます。

標準仕様の場合2700ccは55D23L、2800ccは85D26L、4000ccは80D26L

寒冷地仕様の場合2700ccは80D26L、2800ccは85D26L85D26Rの2個積み、4000ccは80D26Lです。

バッテリーサイズの見方は以下を参考にしてください。

標準車(充電制御車)用

例)40B19Lの場合

記号の意味変更
性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
バッテリーの短側面のサイズ×
バッテリーの長さ(cm)×
端子の位置×

アイドリングストップ車用

例)M-55Rの場合

記号の意味変更
外形寸法の区分×
 性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
端子位置(Lは記号なし)×
バッテリー外形寸法区分
標準車用ISS用標準車用ISS用
B17JD26S
B19KD31T
B20ME41U
B24NF51V
D20PG51W
D23QH52X

ランドクルーザープラド(150系)のバッテリー交換費用の目安

85D26Lの場合

ディーラーネット
バッテリー¥35,000~¥13,000~
工賃¥1,000~¥0~
合計費用¥36,000~¥13,000~

費用はあくまでも目安です。

全く同じバッテリーでもネットだと実店舗の半額以下で購入できる場合があります。

実店舗でいきなり交換せずに見積もりとネット価格を見比べてからの交換をおすすめします。

持込交換工賃の目安

持込交換工賃 1,100~5,500円

費用はあくまでも目安です。

バッテリー持込交換費用は店によって異なりますが、だいたい1,100円~5,500円程度。作業時間は10分~20分程度です。

バッテリーの保証期間と交換時期の目安

保証期間交換時期の目安
標準車3年3~4年
アイドリング
ストップ車
2年2~3年
ハイブリッド車3年3~4年

近年のバッテリーは突然上がることがあるので通常使用の場合、保証期間+1年以内の交換をおすすめします。

もしすでにバッテリーが上がって困っているという方は24時間365日営業【カーバッテリー110番】 をご利用ください。

ランドクルーザープラド(150系)におすすめのバッテリー

すすてっく

僕のおすすめはパナソニック・カオスとBOSCH・ハイテックシリーズ!バッテリーは信頼できるメーカーの物を選びたいですね!

55D23Lの場合

80D26L、85D26Lの場合

85D26Rの場合

ランドクルーザープラド(150系)のバッテリー交換とリセット

ランドクルーザープラド(150系)のバッテリー交換は非常に簡単なのでDIYでも十分可能です。

バッテリー交換時はメモリーバックアップを使用することでメモリーが保護され初期設定作業の手間を省くことができます。

交換手順

イグニッションOFF後T-Connect加入車は6分、未加入車は1分以上経過してからバッテリーを交換します。

①バッテリーステーを外す

ナット(10mm)を緩め、バッテリーステーを外します。

②バッテリーマイナスターミナルを外す

ナット(10mm)を緩め、バッテリーマイナスターミナルを外します。

③バッテリープラスターミナルを外しバッテリーを交換する

同じようにナット(10mm)を緩め、バッテリープラスターミナルを外します。

あとはバッテリーを交換し逆の手順で組付けます。

バッテリー交換後のリセット作業

バックアップを取らずバッテリーを交換した場合は次の作業を行います。

ステアリングセンサ舵角中立点記憶

※バッテリー交換後モニター画面に“!”マークが表示された場合のみ

  1. エンジンを始動する。
  2. 平坦路にてステアリングをロックトゥロックさせる。
ステアリングセンサ0点補正
  1. エンジンを始動する。
  2. 車速40km/h以上で10秒以上直進走行する。
  3. イグニッションOFFにする。

まとめ

  • ランドクルーザープラド(150系)の新車搭載バッテリーは3種類。
  • ガソリン車の2.7Lは55D23L、4.0Lは80D26L、ディーゼル車は85D26L。
  • バッテリーはカオス、BOSCH、VARTAがおすすめ
  • バックアップ無しでバッテリー交換をした場合はステアリングセンサの初期化が必要

今回はトヨタ・ランドクルーザープラド(150系)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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すすてっく2級自動車整備士 自動車検査員
現役自動車整備士です。自動車整備や工具に関する情報を発信しています。