こんにちは、すすてっくです。
今回はたまにエンストしたりエンジンがかからなくなるというルノーカングー2の故障診断レポートです。
ぜひ参考にしてください。
関連記事【ルノーカングー2】エンジンオイルとオイルエレメント交換の費用と使用工具のご紹介!
もくじ
カングー2のエンジン始動不良の症状
まずは症状の確認。いろいろと試しているうちに以下のことがわかりました。
- クランキングはするがエンジンが始動できないことがある
- 走行中たまにエンストすることがある
- エンジンチェックランプは点灯していない
「セルが回るがエンジンが始動しない」といった症状の場合は燃料ポンプやリレー、またはクランクシャフトポジションセンサー等の回転系センサーが故障していることが多いです。
クランクシャフトポジションセンサーの点検
調べてみると火花の飛び方がおかしいということがわかりました。
そこでまずカングーの定番故障個所であるクランクシャフトポジションセンサーの単体点検を行います。
クランクシャフトポジションセンサーの単体点検方法は端子間の抵抗の測定と信号波形の確認です。
規定値:200~270Ω(20℃)
クランクシャフトポジションセンサーを点検するために邪魔な部品を外していきます。
クランクシャフトポジションセンサーはこのタンクの下。ダクトを外し10mmのボルトを緩めればタンクを外すことができます。
上からは直接見えませんがこれがクランクシャフトポジションセンサーのコネクタです。
コネクタを外そうと配線を少し引っ張った瞬間コネクタがすぽっと抜けてしまいました。
どうやらクランクシャフトポジションセンサーのコネクタがきちんと接続されておらず接触不良をしていたのが今回の故障の原因のようです。
コネクタをロックするまで指し込み、元通りに組み付け再度確認すると症状が収まりました。
カングー2のクランクシャフトポジションセンサー(TDCセンサー)
カングーのクランクシャフトポジションセンサー(TDCセンサー)は2種類あり、コネクタの色が黒い物が旧タイプで青い物が改良版なんだそうです。
ネットだと激安で購入できるので予備で持っておいてもいいかもしれませんね。
部品番号 7700101970
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- カングーのクランクシャフトポジションセンサーは定番故障個所
- 本体の故障も多いがコネクタの接触不良もよくある
- 火花の点検はイグニッションコイルテスターが便利
- クランクシャフトポジションセンサーはAmazonで激安
今回は今回はたまにエンストしたりエンジンがかからなくなるというルノーカングー2の故障診断レポートでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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型式:ABA-KWK4M
年式:27年1月