デリカD:5の電動パーキングブレーキパッド交換方法(手動メンテナンスモード移行手順)

こんにちは、すすてっくです!

現行のデリカD:5は電動パーキングブレーキ(EPB)を採用しており、リヤブレーキパッドを交換するにはメンテナンスモード移行させる必要があります。

そこでこの記事ではデリカD:5のの電動パーキングブレーキパッド交換方法(手動メンテナンスモード移行手順)をご紹介します。

ぜひ参考にしてください!

この記事を読めばわかること
  • メンテナンスモード移行手順
  • 通常モードへの復帰方法

手動メンテナンスモード移行手順

メンテナンスモード移行手順は手動による方法とOBDテスターを使用した方法の2通りがあります。

手順④はディスプレイに「駐車ブレーキ一時使用できません」と表示されてから7秒以内に行う必要があるので要注意です。

手動メンテナンスモード移行手順
  1. ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
  2. ブレーキペダルを踏込む。(完了まで踏んだままにします)
  3. 電動パーキングスイッチを操作し作動操作と解除操作を交互に2秒に1回くらいの早さで10回行う。

ブレーキ警告灯が点滅しディスプレイに「駐車ブレーキ一時使用できません」と表示される。

  1. 電動パーキングスイッチの解除操作を1回、オートホールドスイッチをできるだけ早く10回以上押す、電動パーキングスイッチの解除操作を1回行う。

電動パーキングブレーキ警告灯(黄色)が点灯しディスプレイに「駐車ブレーキ点検」と表示されればメンテナンスモード移行完了です。

  1. ブレーキペダルを放す。
  2. イグニションOFFにする。 

この状態でリヤブレーキパッドを交換します。

すすてっく

事故防止のためできればマイナス端子を外した状態でのブレーキパッド交換をおすすめします。

すごいOBDテスターあります

通常モードへの復帰方法

  1. イグニッションONにする。(エンジンを始動しても構いません)
  1. 電動パーキングスイッチを操作して作動操作を行う。

ブレーキ警告灯が点滅から点灯に切り替われば復帰完了です。

おすすめです

まとめ

  • 三菱EPB車のリヤパッド交換時はメンテナンスモードに移行する必要がある。
  • メンテナンスモードは手動もしくはOBDテスターで移行できる。
  • 事故防止のためできれば(-)端子を外した状態でブレーキパッドを交換してください。

この記事ではデリカD:5のの電動パーキングブレーキパッド交換方法(手動メンテナンスモード移行手順)をご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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すすてっく2級自動車整備士 自動車検査員
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