BMW5シリーズ(523i)リセスドグリップ交換と内張りの外し方【現役整備士が解説】

リセスドグリップ

こんにちは、すすてっくです!

今回はBMW523i(F10)の内装ベタベタ修理ということで、

運転席「リセスドグリップ」と助手席側「アシストグリップ交換」についてご紹介します。

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使用する工具

①T20とT30トルクス

BMW523i(F10)の内張りには、T20とT30のトルクスネジが使われています。

トルクスならL字レンチでもソケットでもなんでもよいのですが、スペースに余裕があるのでドライバータイプが一番使いやすいです。

②内張りはがし

内張りはがしはKTCのハンディリムーバーが一番使いやすいです。

BMW523i(F10)の内張りの外し方

外し方は運転席側も助手席側も同じで、意外と簡単に外せます。

BMW 内張り 外し方

①木目パネルを外す

この部品は差し込まれているだけです。

内張りはがし前側から少しずつこじって剥がしていきます。

パネルを外すとトルクスネジ(T30)が1本あるので外します。

BMW F10 内張り

②ドアオープナーカバーを外す

ツメ3か所で固定されています。(〇の位置)

矢印のあたりに内張りはがしを差し込みこじって外します。

ツメの受け側がよく折れるのでご注意ください。

ドアオープナーカバーを外すとトルクスネジ(T30)が1本あるので外します。

③内張りを外す

矢印のあたりから内張りはがしを差し込んでクリップを1個ずつ外していきます。

クリップを全て外したら、内張り本体を上に持ち上げるようにして外します。

助手席側アシストグリップ交換手順

BMW アシストグリップ交換

①固定ボルトを4本外す

T20トルクスネジ×2本

T30トルクスねじ×2本

を外します。

②パワーウインドウスイッチを浮かしてアシストグリップを外す

③アシストグリップを交換する

アシストグリップを交換し、逆の手順で組付けて完成です。

運転席側リセスドグリップ交換手順

①パワーウインドウスイッチのコネクターを外す

固定ボルトを4本外す

T20トルクスネジ×2本

T30トルクスねじ×2本

を外します。

リセスドグリップ

③リセスドグリップを外す

内張りはがしでこじりながら少しずつ浮かして外します。

④パワーウインドウスイッチを付け替える

あとは逆の手順で組付けて完成です。

交換費用

項目数量単価金額区分
リセスドグリップ1.010,89010,890部品
アシストグリップ1.015,48015,480部品
工賃1.011,00011,000工賃
総額(消費税込)37,730

費用はあくまでも目安です。

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まとめ

  • BMW523i(F10)のグリップ部分のベタベタは部品の交換がおすすめ
  • 使用工具はT20、T30トルクスレンチと内張りはがしのみ
  • 意外と簡単に交換できる

今回はBMW523i(F10)の運転席「リセスドグリップ」と助手席側「アシストグリップ交換」についてご紹介しました。

修理代は高額ですが不快感が無くなり満足できると思います。

以上最後までお読みいただきありがとうございました。

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すすてっく2級自動車整備士 自動車検査員
現役整備士ブロガー|整備士歴15年以上|元オートバックス社員|自動車の整備や工具に関する情報を発信しています。