【マツダ】電動パーキングブレーキ搭載車のリヤブレーキパッド交換手順【現役整備士が解説】

マツダ CX-5 メンテナンスモード

こんにちは、すすてっくです!

今回はマツダ車のメンテナンスモード移行手順とメンテナンスモード終了手順をご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

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メンテナンスモード移行手順

CX-5 リヤブレーキパッド交換
電動パーキングブレーキスイッチ
  1. エンジンスイッチをONにする。(エンジンは停止)
  2. ブレーキペダルを踏み電動パーキングブレーキスイッチを押す。
  3. ブレーキペダルを放し、アクセルペダルを全開まで踏込みその状態を保持する。
  4. 電動パーキングブレーキスイッチを押しその状態を保持する。
  5. エンジンスイッチを5秒以内に3回押す。(OFF→ACC→ON)
  1. 電動パーキングブレーキ警告灯が橙点灯し、メンテナンスモードに移行している事を確認する。
  2. エンジンスイッチをOFFにし、アクセルペダルと電動パーキングブレーキスイッチを開放する。

この状態でリヤブレーキパッドを交換します。

メンテナンスモードの終了手順

CX-5 電動パーキングブレーキ警告灯
電動パーキングブレーキ警告灯

リヤブレーキパッド交換後、以下の手順でメンテナンスモードを終了します。

  1. エンジンスイッチをON にする。(エンジン停止)
  2. アクセルペダルを全開に踏込み、その状態を保持する。
  3. 電動パーキングブレーキスイッチを引上げ、その状態を保持する。
  4. エンジンスイッチを5秒以内に3回押す。(OFF→ACC→ON)
  5. 電動パーキングブレーキ警告灯が消灯し、メンテナンスモードが終了している事を確認する。
  6. エンジンスイッチをOFFにし、アクセルペダルと電動パーキングブレーキスイッチを開放する。

リヤブレーキパッド交換にあると便利な工具

ブレーキキャリパーピストンを回しながら戻す車種の場合、専用工具がないと物凄く苦労します。

専用工具は意外と安く、ネットだと2,000円程度で買えるので用意しておきたいですね。

まとめ

今回のまとめ
  • マツダ車のリヤブレーキパッド交換はメンテナンスモードにして行う。
  • メンテナンスモードにするのにOBDテスターは使わない
  • リヤブレーキパッド交換にはブレーキキャリパーツールがあると便利。

今回はマツダ車のメンテナンスモード移行手順とメンテナンスモード終了手順をご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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