こんにちは、すすてっくです!
カローラクロスは電動パーキングブレーキ(EPB)を採用しており、リヤブレーキパッドを交換するにはリヤブレーキパッド交換モードに移行させる必要があります。
そこでこの記事ではカローラクロスの電動パーキングブレーキパッド交換方法(リヤブレーキパッド交換モード移行手順)をご紹介します。
ぜひ参考にしてください!
カローラクロスのリヤブレーキパッド交換モード移行手順
リヤブレーキパッド交換モード移行手順は手動による方法とOBDテスターを使用した方法の2通りがあります。
手動による方法
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- 8秒以内にパーキングブレーキスイッチON(上げる→放す)を3回、OFF(押す→放す)を3回操作する。(パーキングブレーキランプ(赤)が点滅します。)
- パーキングブレーキスイッチを5秒以上押す。(パーキングブレーキランプ(赤)が遅い点滅になればOK)
- イグニッションOFFにする。
パーキングブレーキを作動させる。
OBDテスターを使用する方法
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- OBDテスターを接続しシャシ→電動PKB→作業サポート→チェックモード移行を選択
- 次へを選択
- パーキングブレーキスイッチを5秒以上押す。(パーキングブレーキランプ(赤)が遅い点滅になればOK)
- イグニッションOFFにする。
パーキングブレーキを作動させる。
年式により手動で移行できない車種もあるようです。その場合はOBDテスターが必要になります。
すごい診断機あります
カローラクロスのリヤブレーキパッド交換方法
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- 手動またはOBDテスターを使用しリヤブレーキパッド交換モードに移行する。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- 8秒以内にパーキングブレーキスイッチON(上げる→放す)を3回、OFF(押す→放す)を3回操作する。(パーキングブレーキランプ(赤)が点滅します。)
- パーキングブレーキスイッチを5秒以上押す。(パーキングブレーキランプ(赤)が遅い点滅になればOK)
- イグニッションOFFにする。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- OBDテスターを接続しシャシ→電動PKB→作業サポート→チェックモード移行を選択
- 次へを選択
- パーキングブレーキスイッチを5秒以上押す。(パーキングブレーキランプ(赤)が遅い点滅になればOK)
- イグニッションOFFにする。
- 電動パーキングブレーキのコネクターを抜く。
- ピストンを戻してリヤブレーキパッドを交換する。
- 電動パーキングブレーキのコネクターを接続する。
- イグニッションONにする。
- パーキングブレーキを作動させ通常モードに復帰させる。
ブレーキパッドのカッチン音消えます
カローラクロスのリヤブレーキパッド交換方法の詳細手順
ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押してイグニッションONにします。
手動もしくはEPB対応のOBDテスターを使用しリヤブレーキパッド交換モードに移行します。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- 8秒以内にパーキングブレーキスイッチON(上げる→放す)を3回、OFF(押す→放す)を3回操作する。(パーキングブレーキランプ(赤)が点滅します。)
- パーキングブレーキスイッチを5秒以上押す。(パーキングブレーキランプ(赤)が遅い点滅になればOK)
- イグニッションOFFにする。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- OBDテスターを接続しシャシ→電動PKB→作業サポート→チェックモード移行を選択
- 次へを選択
- パーキングブレーキスイッチを5秒以上押す。(パーキングブレーキランプ(赤)が遅い点滅になればOK)
- イグニッションOFFにする。
パーキングブレーキスイッチを押している間、パーキングブレーキランプが早く点滅し同時にリヤブレーキより「ウィーン」とモーター音がします。
パーキングブレーキランプの点滅が遅くなればボタンを離してOKです。
スタートボタンを1回押してイグニッションOFFにします。
モーター音停止後、電動パーキングブレーキのコネクターを抜いておきます。
これは事故防止のためです。
ディスクブレーキセパレーターを使用してピストンを戻し、リヤブレーキパッドを交換します。
リヤブレーキパッドの交換が終わったら電動パーキングブレーキのコネクターを接続します。
ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押してイグニッションONにします。
パーキングブレーキを作動(スイッチを引き上げる)させて通常モードに復帰します。
ディスクローターが中途半端な位置になることがあるのでタイヤを取り付けてから復帰させた方がよいです。
以上でリヤブレーキパッド交換作業は完了です。
まとめ
- EPB車のリヤパッド交換時はリヤブレーキパッド交換モードに移行する必要がある。
- リヤブレーキパッド交換モードは手動もしくはOBDテスターで移行できる。
- 年式により手動で移行できない車種もある。その場合はOBDテスターが必要。
この記事ではカローラクロスの電動パーキングブレーキパッド交換方法(リヤブレーキパッド交換モード移行手順)をご紹介しました。
以上最後までお読みいただきありがとうございました。