こんにちは、すすてっくです。
マツダ車のアイドリングストップ(i-stop)車はバッテリー交換後必ず初期設定(リセット)が必要です。
しかしこれが非常にややこしくて面倒なんですよね。
そこで今回はマツダ車のバッテリー交換後の初期設定(リセット)方法を車種ごとにまとめました。
ぜひ参考にしてください。
関連記事 マツダCX-5のバッテリー交換費用やリセット(初期化)手順
マツダ車のアイドリングストップリセット手順
バッテリー2個積車(ビアンテ|プレマシー|アクセラ|日産ラフェスタ)
手順
- バッテリー交換後、ボンネットを閉じる。
- i-stop表示灯 (橙) がすでに点滅している場合は、OBDテスターでDTCを消去する。
- エンジンを完全暖機する。(電気負荷無し)
- エンジン・スイッチをOFFにする。
- エンジン・スイッチをON後、5秒以内にi-stop OFFスイッチを3秒間長押しする。
- i-stop OFFスイッチを押したままエンジンを始動する。
- i-stop OFFスイッチを放し、再度長押しする。
- i-stop表示灯 (緑) が点滅することを確認する。
- i-stop 表示灯(緑)が消灯するまでアイドル状態(電気負荷無し)を維持する。
- エンジン・スイッチをOFFにし、再始動後i-stop制御によるエンジン停止、および再始動が行われるか確認する。
こちらでより詳しく解説しています。
バッテリー1個積車
手順
アイドリングストップのリセットはバッテリー充放電積算量リセット→バッテリ状態初期設定(i-stop設定)の順に行います。
バッテリー充電積算量リセット
- すべてのドアを閉める。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- 左足でブレーキペダルを踏みセレクトレバーをNレンジにする。
- ブレーキを踏込んだ状態で5秒間以上アクセルペダルを踏込む。
- 充電警告灯とマスタ警告灯(△!)が点滅することを確認する。(両方点灯する車種もあります)
- ブレーキを踏込んだ状態でアクセルペダル踏込み/開放を3回行う。
- マスタ警告灯(△!)が消灯することを確認する。(充電警告灯が点灯する車種もあります)
- セレクトレバーをPレンジにし、ブレーキペダルから足を放す。
- スタートボタンを押しイグニッションOFFにする。
- バッテリ (−) 端子を切離す。
- すべてのドアを閉める。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- ディスプレイに警告メッセージが表示されている場合はINFOスイッチで画面消去する。
- 左足でブレーキペダルを踏みセレクトレバーをNレンジにする。
- ブレーキを踏込んだ状態で5秒間以上アクセルペダルを踏込む。
- ディスプレイ内の警告メッセージ(マスタ警告灯(△!))が点滅することを確認する。
- ブレーキを踏込んだ状態でアクセルペダル踏込み/開放を3回行う。
- ディスプレイ内の警告メッセージ(マスタ警告灯(△!))が消灯することを確認する。
- セレクトレバーをPレンジにし、ブレーキペダルから足を放す。
- スタートボタンを押しイグニッションOFFにする。
- バッテリ (−) 端子を切離す。
バッテリ状態初期設定(i-stop設定)
- バッテリ(−)端子を切離した状態で、5分間以上待つ。
- 電流センサのコネクタを切離す。
- バッテリ(−)端子を接続し、10秒以上待つ。
- 電流センサのコネクタを接続する。
- ブレーキを踏まずイグニッションON (エンジン停止)にし、15秒以上(1分以内)待つ。
- i-stop OFFスイッチを押し続け(約10秒)、i-stop表示灯(緑)が消灯またはi-stop警告灯(橙)が点滅状態になるのを確認する。
- エンジン・スイッチをOFF (LOCK)にする。
- ボンネットを閉じエンジンを始動し、i-stop表示灯(緑)が消灯していることを確認する。
- 車速4 km/h以上で走行し、i-stop表示灯 (緑) が点灯することを確認する。停止した時に正常にアイドリングストップが働くか確認する。
詳しくは車種ごとの記事をご確認ください。
まとめ
今回はマツダ車のバッテリー交換後の初期設定(リセット)方法についてご紹介しました。
マツダ車のバッテリーを交換した際はぜひ参考にしてみてください。
以上最後までお読みいただきありがとうございました。