こんにちは、すすてっくです!
この記事ではCX-5(KF)のバッテリー交換とリセット方法:基礎知識と作業手順について解説しています。
ぜひ参考にしてください。
- バッテリー適合情報
- おすすめのバッテリー
- バッテリーの交換手順
- バッテリー交換後のリセット手順
関連記事 【まとめ】マツダCX-5(ディーゼル)のオイル交換とリセット手順
もくじ
CX-5(KF)のバッテリー適合表
モデル | 車両型式 | 新車搭載 |
---|---|---|
2.0i | DBA-KFEP 6BA-KFEP | Q-85 |
2.2 ディーゼルターボ | LDA-KF2P 3DA-KF2P | S-95 |
2.5i | DBA-KF5P 6BA-KF5P | Q-85 |
2.5iターボ | 5BA-KF5P | Q-85 |
車両型式は車検証をご確認ください。
CX-5(KF)の新車搭載バッテリーはガソリン車がQ-85でディーゼル車がS-95です。
寒冷地仕様車もサイズは同じになります。
バッテリーのサイズの見方は以下を参考にしてください。
標準車(充電制御車)用
例)40B19Lの場合
記号の意味 | 変更 | |
---|---|---|
1 | 性能ランク(数字が大きい程性能が高い) | 〇 |
2 | バッテリーの短側面のサイズ | × |
3 | バッテリーの長さ(cm) | × |
4 | 端子の位置 | × |
アイドリングストップ車用
例)M-55Rの場合
記号の意味 | 変更 | |
---|---|---|
1 | 外形寸法の区分 | × |
2 | 性能ランク(数字が大きい程性能が高い) | 〇 |
3 | 端子位置(Lは記号なし) | × |
バッテリー外形寸法区分
標準車用 | ISS用 | 標準車用 | ISS用 |
---|---|---|---|
B17 | J | D26 | S |
B19 | K | D31 | T |
B20 | M | E41 | U |
B24 | N | F51 | V |
D20 | P | G51 | W |
D23 | Q | H52 | X |
CX-5(KF)におすすめのバッテリー
僕のおすすめはパナソニック・カオスとBOSCH・ハイテックシリーズ!
バッテリーは信頼できるメーカー製品を選びたいですね!
Q-85の場合
S-95の場合
CX-5(KF)のバッテリー交換方法と使用工具
CX-5(KF)のバッテリーはエンジンルームに搭載されています。
交換作業は非常に簡単ですがアイドリングストップのリセット作業が少し面倒です。
リセット時にマイナス端子を切り離すのでメモリーバックアップの必要はありません。
使用工具
バッテリー交換手順
ナット(10mm)を緩め、バッテリーマイナスターミナルを外します。
ナット(10mm)を緩め、バッテリープラスターミナルを外します。
バッテリー交換後のリセット項目
バッテリー交換後は以下の項目のリセットが必要になります。
アイドリングストップのリセットはバッテリー充放電積算量リセット→バッテリ状態初期設定(i-stop設定)の順に行います。
バッテリー充電積算量リセット
- すべてのドアを閉める。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- 左足でブレーキペダルを踏みセレクトレバーをNレンジにする。
- ブレーキを踏込んだ状態で5秒間以上アクセルペダルを踏込む。
- 充電警告灯とマスタ警告灯(△!)が点滅することを確認する。(両方点灯する車種もあります)
- ブレーキを踏込んだ状態でアクセルペダル踏込み/開放を3回行う。
- マスタ警告灯(△!)が消灯することを確認する。(充電警告灯が点灯する車種もあります)
- セレクトレバーをPレンジにし、ブレーキペダルから足を放す。
- スタートボタンを押しイグニッションOFFにする。
- バッテリ (−) 端子を切離す。
- すべてのドアを閉める。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- ディスプレイに警告メッセージが表示されている場合はINFOスイッチで画面消去する。
- 左足でブレーキペダルを踏みセレクトレバーをNレンジにする。
- ブレーキを踏込んだ状態で5秒間以上アクセルペダルを踏込む。
- ディスプレイ内の警告メッセージ(マスタ警告灯(△!))が点滅することを確認する。
- ブレーキを踏込んだ状態でアクセルペダル踏込み/開放を3回行う。
- ディスプレイ内の警告メッセージ(マスタ警告灯(△!))が消灯することを確認する。
- セレクトレバーをPレンジにし、ブレーキペダルから足を放す。
- スタートボタンを押しイグニッションOFFにする。
- バッテリ (−) 端子を切離す。
バッテリ状態初期設定(i-stop設定)
電流センサはバッテリーマイナス端子に取り付けられています。
〇印の灰色の部分がロックになっています。
マイナスドライバーなどでロックを奥に押し込みます。
こんな感じでロックが外れます。
外れたらロックの部分をつまんでコネクタを引き抜きます。
電流センサのコネクタが外れました。
- バッテリ(−)端子を切離した状態で、5分間以上待つ。
- 電流センサのコネクタを切離す。
- バッテリ(−)端子を接続し、10秒以上待つ。
- 電流センサのコネクタを接続する。
- ブレーキを踏まずイグニッションON (エンジン停止)にし、15秒以上(1分以内)待つ。
- i-stop OFFスイッチを押し続け(約10秒)、i-stop表示灯(緑)が消灯またはi-stop警告灯(橙)が点滅状態になるのを確認する。
- エンジン・スイッチをOFF (LOCK)にする。
- ボンネットを閉じエンジンを始動し、i-stop表示灯(緑)が消灯していることを確認する。
- 車速4 km/h以上で走行し、i-stop表示灯 (緑) が点灯することを確認する。停止した時に正常にアイドリングストップが働くか確認する。
- エンジンを始動する。
- ステアリングをロックトゥロック(左右据え切り)する。
- エンジン・スイッチをOFF (LOCK)にする
- エンジン・スイッチをONにする。
- ウインドウを全開にする。
- スイッチを操作しウインドウを全閉にしそのままスイッチを2秒以上保持する。
- すべてのウインドウで行う。
- パワーリフトゲートを手動で閉める。
※パワーリフトゲートを半開または前回の状態でバッテリーを交換した場合のみ
- エンジン・スイッチをONにする。
- ガラスパネルが停止するまで、チルトアップスイッチを押続ける。
時計とオーディオの設定が初期化される場合があるのでバッテリー交換前に設定を確認しておく必要があります。
バッテリー交換後のリセットをしないとどうなる?
まとめ
- CX-5(KF)の新車搭載バッテリーはガソリン車がQ-85でディーゼル車がS-95
- ネット通販を利用することで数万円節約できる
- バッテリーの交換は簡単ですがリセット作業が難しい
この記事ではCX-5(KF)のバッテリー交換をDIYで行う方法や必要な知識について解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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