こんにちは、すすてっくです!
この記事ではCX-3のバッテリー交換とリセット方法:基礎知識と作業手順について解説しています。
ぜひ参考にしてください。
- バッテリー適合情報
- おすすめのバッテリー
- バッテリーの交換手順
- バッテリー交換後のリセット手順
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CX-3のバッテリー適合表
排気量 | 車両型式 | 新車搭載品 |
---|---|---|
1.5L ガソリン | 5BA-DKLAW 5BA-DKLFW | Q-85 |
1.5L ディーゼル | LDA-DK5AW LDA-DK5FW | Q-85 or S-95 |
1.8L ディーゼル | 3DA-DK8AW 3DA-DK8FW | Q-85 or S-95 |
2.0L ガソリン | 6DA-DKEAW 6DA-DKEFW | Q-85 or N-55S (i-ELOOP装着車) |
車両型式は車検証をご確認ください。
マツダCX-3の新車搭載バッテリーは1.5Lガソリン車がQ-85、ディーゼル車がQ-85もしくはS-95です。
2.0Lガソリン車の場合はi-ELOOP装着車がN-55Sで非装着車がQ-85です。
ディーゼル車と2.0Lガソリン車は2種類あるので現車確認をおすすめします。
サイズの見方は下記を参考にしてください。
標準車(充電制御車)用
例)40B19Lの場合
記号の意味 | 変更 | |
---|---|---|
1 | 性能ランク(数字が大きい程性能が高い) | 〇 |
2 | バッテリーの短側面のサイズ | × |
3 | バッテリーの長さ(cm) | × |
4 | 端子の位置 | × |
アイドリングストップ車用
例)M-55Rの場合
記号の意味 | 変更 | |
---|---|---|
1 | 外形寸法の区分 | × |
2 | 性能ランク(数字が大きい程性能が高い) | 〇 |
3 | 端子位置(Lは記号なし) | × |
バッテリー外形寸法区分
標準車用 | ISS用 | 標準車用 | ISS用 |
---|---|---|---|
B17 | J | D26 | S |
B19 | K | D31 | T |
B20 | M | E41 | U |
B24 | N | F51 | V |
D20 | P | G51 | W |
D23 | Q | H52 | X |
CX-3におすすめのバッテリー
僕のおすすめはパナソニック・カオスとBOSCH・ハイテックシリーズ!
バッテリーは信頼できるメーカー製品を選びたいですね!
N-55Sの場合
N-55SはN-55の太端子使用でスペーサーが必要になります。
Q-85の場合
S-95の場合
CX-3のバッテリー交換方法
CX-3のバッテリー交換は非常に簡単なので工具さえあればDIY可能です。10mmのスパナが1本あれば交換できます。
ちなみにリセット時にマイナス端子を切り離すのでメモリーバックアップは必要ありません。
使用工具
バッテリー交換方手順
ナット(10mm)を緩め、バッテリーマイナスターミナルを外します。
ナット(10mm)を緩め、バッテリープラスターミナルを外します。
CX-3のバッテリー交換後のリセット
バッテリー交換後は以下の項目のリセットが必要になる場合があります。
アイドリングストップのリセットはバッテリー充放電積算量リセット→バッテリ状態初期設定(i-stop設定)の順に行います。
バッテリー充電積算量リセット
- すべてのドアを閉める。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- 左足でブレーキペダルを踏みセレクトレバーをNレンジにする。
- ブレーキを踏込んだ状態で5秒間以上アクセルペダルを踏込む。
- 充電警告灯とマスタ警告灯(△!)が点滅することを確認する。(両方点灯する車種もあります)
- ブレーキを踏込んだ状態でアクセルペダル踏込み/開放を3回行う。
- マスタ警告灯(△!)が消灯することを確認する。(充電警告灯が点灯する車種もあります)
- セレクトレバーをPレンジにし、ブレーキペダルから足を放す。
- スタートボタンを押しイグニッションOFFにする。
- バッテリ (−) 端子を切離す。
- すべてのドアを閉める。
- ブレーキを踏まずスタートボタンを2回押しイグニッションONにする。
- ディスプレイに警告メッセージが表示されている場合はINFOスイッチで画面消去する。
- 左足でブレーキペダルを踏みセレクトレバーをNレンジにする。
- ブレーキを踏込んだ状態で5秒間以上アクセルペダルを踏込む。
- ディスプレイ内の警告メッセージ(マスタ警告灯(△!))が点滅することを確認する。
- ブレーキを踏込んだ状態でアクセルペダル踏込み/開放を3回行う。
- ディスプレイ内の警告メッセージ(マスタ警告灯(△!))が消灯することを確認する。
- セレクトレバーをPレンジにし、ブレーキペダルから足を放す。
- スタートボタンを押しイグニッションOFFにする。
- バッテリ (−) 端子を切離す。
バッテリ状態初期設定(i-stop設定)
- バッテリ(−)端子を切離した状態で、5分間以上待つ。
- 電流センサのコネクタを切離す。
- バッテリ(−)端子を接続し、10秒以上待つ。
- 電流センサのコネクタを接続する。
- ブレーキを踏まずイグニッションON (エンジン停止)にし、15秒以上(1分以内)待つ。
- i-stop OFFスイッチを押し続け(約10秒)、i-stop表示灯(緑)が消灯またはi-stop警告灯(橙)が点滅状態になるのを確認する。
- エンジン・スイッチをOFF (LOCK)にする。
- ボンネットを閉じエンジンを始動し、i-stop表示灯(緑)が消灯していることを確認する。
- 車速4 km/h以上で走行し、i-stop表示灯 (緑) が点灯することを確認する。停止した時に正常にアイドリングストップが働くか確認する。
- エンジンを始動する。
- ステアリングを左右に据え切りする。
- エンジン・スイッチをOFF (LOCK)にする
- エンジン・スイッチをONにする。
- 運転席側フロントドアガラスを全開にする。
- スイッチを操作し運転席側フロントドアガラスを全閉にした状態で約2秒以上保持する。
- パワーリフトゲートを手動で閉める。
※パワーリフトゲートを半開または前回の状態でバッテリーを交換した場合のみ
- エンジン・スイッチをONにする。
- ガラスパネルが停止するまで、チルトアップスイッチを押続ける。
時計とオーディオの設定が初期化される場合があるのでバッテリー交換前に設定を確認しておく必要があります。
まとめ
- CX-3の新車搭載バッテリーはN-55S、Q-85、S-95の3種類
- 車両型式だけでは判別できないので現車確認がおすすめ
- マツダ車はバッテリー交換後のリセット作業がむずかしい
この記事ではCX-3のバッテリー交換とリセット方法:基礎知識と作業手順について解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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