タント(LA600S/610S)のバッテリー交換費用やリセット手順まとめ【現役整備士が解説】

こんにちは、すすてっくです!

今回はダイハツ・タント(LA600S/610S)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

この記事の内容
  • バッテリー適合情報
  • おすすめのバッテリー
  • バッテリーの交換手順
  • バッテリー交換後のリセット手順

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タント(LA600S/610S)のバッテリー適合表

車両型式新車搭載
DBA-LA600SM-42
DBA-LA610SM-42

車両型式は車検証に記載されています。

タント(LA600S/610S)の新車搭載バッテリーはアイドリングストップ専用のM-42です。

ちなみに寒冷地仕様車も標準仕様と全く同じサイズが搭載されています。

バッテリーのサイズの見方は以下を参考にしてください。

標準車(充電制御車)用

例)40B19Lの場合

記号の意味変更
性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
バッテリーの短側面のサイズ×
バッテリーの長さ(cm)×
端子の位置×

アイドリングストップ車用

例)M-55Rの場合

記号の意味変更
外形寸法の区分×
 性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
端子位置(Lは記号なし)×
バッテリー外形寸法区分
標準車用ISS用標準車用ISS用
B17JD26S
B19KD31T
B20ME41U
B24NF51V
D20PG51W
D23QH52X

タント(LA600S/610S)のバッテリー交換費用の目安

M-42の場合

実店舗ネット
バッテリー¥16,000~¥7,000~
工賃¥1,000~¥0~
合計費用¥17,000~¥7,000~

費用はあくまでも目安です。

全く同じバッテリーでもネット通販なら実店舗の半額以下で購入できる場合があります。

実店舗でいきなり交換せずに見積もりとネット価格を見比べてからの交換をおすすめします。

バッテリーの保証期間と交換時期の目安

保証期間交換時期の目安
標準車3年3~4年
アイドリング
ストップ車
2年2~3年
ハイブリッド車3年3~4年

近年のバッテリーは突然上がることがあるので通常使用の場合、保証期間+1年以内の交換をおすすめします。

もしすでにバッテリーが上がって困っているという方は24時間365日営業【カーバッテリー110番】 をご利用ください。

タント(LA600S/610S)におすすめのバッテリー

すすてっく

僕のおすすめはパナソニック・カオスとBOSCH・ハイテックシリーズ!

バッテリーは信頼できるメーカー製品を選びたいですね!

M-42の場合

タント(LA600S/610S)のバッテリー交換方法

タント(LA600S/610S)のバッテリー交換は非常に簡単なので工具さえあればDIY可能です。

バッテリー交換時はメモリーバックアップを使用することでメモリーが保護され初期設定作業の手間を省くことができます。

使用推奨工具

絶縁スパナ10㎜

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バッテリー端子を緩めるときに使用することでショートを防ぎます。

メモリーバックアップ

使用することで設定がリセットされるのを防ぎます。使用しない場合はリセット作業が必要になります。

ラチェットハンドル+ディープソケット10mm

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バッテリーステーのナット(10mm)を緩めるときに使用します。

交換手順

①バッテリーステーを外す

10㎜のナットとボルトを緩めバッテリーステーを外します。

締付トルク ボルト8.0Nm  ナット7.5Nm

②バッテリーマイナスターミナルを外す

10mmのナットを緩めバッテリーマイナスターミナルを外します。

締付トルク 6.4Nm

③バッテリープラスターミナルを外しバッテリーを交換する

10mmのナットを緩めバッテリープラスターミナルを外します。

締付トルク 6.4Nm

あとはバッテリーを交換し逆の手順で組付けます。

タント(LA600S/610S)のバッテリー交換後のリセット手順

メモリーバックアップを使用せずバッテリー交換をした場合は以下のリセット作業を行います

パワーウインドウの初期設定

手順
  1. 運転席ドアガラスを全開にする
  2. 運転席ドアガラスをUP作動で全閉にし、停止後2秒以上保持する

パワースライドドアの初期設定

手順

パワースライドドアを1回手動で全閉にする

メーターの再設定

時計とメーター照明光度がリセットされるので再設定します

まとめ

  • タント(LA600S/610S)の新車搭載バッテリーはM-42。カオス品番だとM-65
  • ネットだと実店舗の約1/3の値段で購入できる
  • バックアップ無しで交換するとパワーウインドウとパワースライドドアの初期設定が必要になる

今回はダイハツ・タント(LA600S/610S)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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