こんにちは、すすてっくです。
プジョー208にお乗りのお客様より冷却水が漏れていると修理依頼がありました。
確認すると定番箇所であるサーモスタットハウジングから漏れています。
そこで今回はプジョー208のサーモスタットハウジング交換についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
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もくじ
プジョー208のサーモスタットハウジングはBMWミニと同じ
プジョー208のサーモスタットハウジングはこんな形。BMWミニとエンジンが同じなので当然サーモスタットハウジングも同じ部品です。
BMWミニの以下のモデルと互換性があります。
- R55 Cooper CooperS JCW
- R56 Cooper CooperS JCW One
- R57 Cooper CooperS JCW
- R58 Cooper
- R59 Cooper
- R60 Cooper One
プジョー208のサーモスタットハウジングは対策品に変更されている
プジョー208のサーモスタットハウジングは故障が多いためか対策品に変更されています。
対策品は水温センサー等の位置やコネクターの形状が変更になっているので対策ケーブルも同時に交換が必要です。
サーモスタットハウジング交換手順
それではここからプジョー208のサーモスタットハウジング交換手順をご紹介します。
R55~R60BMWミニもほぼ同じ手順です。
まずエアクリーナーダクトを外します。
固定しているボルト(10mm)を緩めエアクリーナーボックスを外します。
バッテリーを外すためにコントロールユニットを外します。
持ち上げると外れます。配線は外さなくても構いません。
バッテリーを固定しているストッパーを引き抜き、バッテリーを外します。
ボルト(10mm)3本を緩めバッテリーボックスを外します。
バッテリーボックスにつながっている配線も全て外します。
ここからサーモスタットハウジングを交換するため邪魔な配線を外していきます。
どこまで外すかは人によって違うとは思いますが、サーモスタットハウジングを取外すスペースが確保できればOKです。
これでようやくサーモスタットハウジングを交換できる状態になりました。
サーモスタットハウジングにつながっている配線とホース全て外します。
ナット(10mm)とボルト(8mm)2本を緩めてサーモスタットハウジングを外せる状態にします。
奥にあるホースのロックを外してサーモスタットハウジングを取外します。
このままでは出てこなかったのでスタッドボルトも外しました。
E型トルクスレンチを使用します。
サーモスタットハウジングの取り外しに成功。あとは逆の手順で組付けます。
サーモスタットハウジングにエア抜きプラグが付いているのでエア抜き作業はそれほど難しくありませんでした。
プジョー208のサーモスタットハウジング交換費用
項目 | 数量 | 単価 | 金額 | 区分 |
---|---|---|---|---|
サーモスタットハウジング | 1.0 | 18,920 | 18,920 | 部品 |
対策ケーブル | 1.0 | 3,190 | 3,190 | 部品 |
LLC | 2.0 | 4,400 | 4,400 | 部品 |
工賃 | 1.0 | 12,870 | 12,870 | 工賃 |
総額(消費税込) | 39,380円 |
---|
費用はあくまでも目安です。
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- プジョー208のサーモスタットハウジングはBMWミニと同じ
- 対策品に変更されており対策ケーブルも同時交換が必要
- 交換費用は約4万円
- 作業時間は約1時間
今回はプジョー208のサーモスタットハウジング交換についてご紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。
型式:ABA-A95F01
初年度:25年8月
エンジン:5F01