【レヴォーグ(初代/VM系)のバッテリー交換まとめ!】費用やおすすめ、交換方法やリセット手順

こんにちは、すすてっくです!

今回はスバル・レヴォーグ(初代/VM系)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

この記事の内容
  • バッテリー適合情報
  • おすすめのバッテリー
  • バッテリーの交換手順
  • バッテリー交換後のリセット手順

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レヴォーグ(初代/VM系)のバッテリー適合表

車両型式備考新車搭載
DBA-VMG 55D23L
DBA-VM4ISSQ-85
ISS=アイドリングストップ

車両型式は車検証をご確認ください。

レヴォーグの新車搭載バッテリーはアイドリングストップ車がQ-85で標準車が55D23Lです。

ちなみに寒冷地仕様車も標準仕様と全く同じサイズが搭載されています。

バッテリーサイズの見方は以下を参考にしてください。

標準車(充電制御車)用

例)40B19Lの場合

記号の意味変更
性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
バッテリーの短側面のサイズ×
バッテリーの長さ(cm)×
端子の位置×

アイドリングストップ車用

例)M-55Rの場合

記号の意味変更
外形寸法の区分×
 性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
端子位置(Lは記号なし)×
バッテリー外形寸法区分
標準車用ISS用標準車用ISS用
B17JD26S
B19KD31T
B20ME41U
B24NF51V
D20PG51W
D23QH52X

レヴォーグ(初代/VM系)のバッテリー交換費用の目安

Q-85の場合

実店舗ネット
バッテリー¥44,000~¥12,000~
工賃¥1,000~¥0~
合計費用¥45,000~¥12,000~

費用はあくまでも目安です。

全く同じバッテリーでもネット通販なら実店舗の半額以下で購入できる場合があります。

実店舗でいきなり交換せずに見積もりとネット価格を見比べてからの交換をおすすめします。

バッテリーの保証期間と交換時期の目安

保証期間交換時期の目安
標準車3年3~4年
アイドリング
ストップ車
2年2~3年
ハイブリッド車3年3~4年

近年のバッテリーは突然上がることがあるので通常使用の場合、保証期間+1年以内の交換をおすすめします。

もしすでにバッテリーが上がって困っているという方は24時間365日営業【カーバッテリー110番】 をご利用ください。

レヴォーグ(初代/VM系)におすすめのバッテリー

すすてっく

僕のおすすめはパナソニック・カオスとBOSCH・ハイテックシリーズ!

バッテリーは信頼できるメーカー製品を選びたいですね!

Q-85の場合

55D23Lの場合

レヴォーグ(初代/VM系)のバッテリー交換方法

レヴォーグ(初代/VM系)のバッテリー交換は非常に簡単なので工具さえあればDIY可能です。

交換の際は時計やナビ、ECU等がリセットされるなどのトラブル防止のためメモリーバックアップの使用をおすすめします。

使用工具

メモリーバックアップの使用方法

すすてっく

愛用のカーメイトSA203の使用方法です。

このメモリーバックアップは簡単で失敗が非常に少ないのでおすすめです!

STEP

モバイルバッテリーを接続する

まずSA203にモバイルバッテリーを接続します。

接続すると赤いランプが1個明るく点灯します。

STEP

車両のOBDカプラーに接続する

次にSA203を車両のOBDカプラーに接続します。

OBDカプラーはほとんどの車種で運転席足元付近にあります。

STEP

赤いランプが2個点灯したら接続完了

OBDカプラーに接続し赤いランプが2個明るく点灯したら接続OKです。

この状態でバッテリーを交換します。

交換手順

STEP

バッテリーマイナスターミナルを外す

ナット(10mm)を緩めバッテリーマイナスターミナルを外します。

使用工具
STEP

バッテリープラスターミナルを外す

ナット(10mm)を緩めバッテリープラスターミナルを外します。

使用工具
STEP

バッテリーステーを外しバッテリーを交換する

ナット(10mm)とキャップ(10mm)を緩めてバッテリーステーを外しバッテリーを交換します。組付けは逆の手順で行います。

レヴォーグ(初代/VM系)のバッテリー交換後のリセット手順

バッテリー交換後は以下のリセット作業が必要になる場合があります。

メモリーバックアップを使用した場合はリセット不要です。

パワーウインドウの初期化(オート機能)
  1. イグニッションONにする。
  2. 運転席ドアガラスを半開くらいにする。
  3. スイッチのUP操作で運転席ドアガラスを全閉にし、そのまま1秒間保持する。
  4. オート機能が正常に働くか確認する。
ステアリングロックの初期化

エンジンが始動しない場合はステアリングロックの初期化を行います。

  1. シフトレバーをパーキング(MT車はニュートラル)にする。
  2. イグニッションOFFの状態で運転席ドアスイッチのON/OFF(ドアの開閉)を行う。
  3. 10秒間待つ。
  4. 運転席シート上にキーを置く。
  5. ブレーキペダル(MT車はクラッチ)を踏んでエンジンスイッチを押す。
電子スロットルシステム

イグニッションONにして10秒以上経過してからエンジンを始動する。

エンジン制御システム

電気負荷無しで完全暖機するまでアイドリング状態で放置する。

その他リセットされる項目
  • マルチファンクションディスプレイ
  • オーディオ(お客様が設定された内容)
  • ナビゲーションシステム(お客様が設定された内容)
  • フルオートエアコンの設定温度(お客様が設定された内容)
  • EyeSight
  • 過去故障履歴

まとめ

  • レヴォーグ(初代/VM系)の新車搭載バッテリーはアイドリングストップ有がQ-85、無が55D23L
  • バッテリーはカオス、BOSCH、VARTAがおすすめ
  • 初期化する項目が多いのでバックアップは必須

今回はスバル・レヴォーグ(初代/VM系)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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すすてっく2級自動車整備士 自動車検査員
現役整備士ブロガー|整備士歴15年以上|元オートバックス社員|自動車の整備や工具に関する情報を発信しています。