【ランディ(SC26)のバッテリー交換まとめ!】費用やおすすめ、交換方法やリセット手順を解説

こんにちは、すすてっくです!

今回はスズキ・ランディ(SC26)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

この記事の内容
  • バッテリー適合情報
  • おすすめのバッテリー
  • バッテリーの交換手順
  • バッテリー交換後のリセット手順

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ランディ(SC26)のバッテリー適合表

車両型式備考新車搭載
DAA-SHC26 HV車S-95+K-42
DBA-SC26 55B24L
DBA-SC26ISS車S-95
DBA-SNC264WD55B24L
DBA-SNC264WD
ISS車
S-95

車両型式は車検証をご確認ください。

スズキ・ランディ(SC26)の新車搭載バッテリーは3パターン。

ハイブリッド車はS-95+K-42の2個積み、標準車は55B24L、アイドリングストップ車はS-95です。

バッテリーサイズの見方は下記を参考にしてください。

標準車(充電制御車)用

例)40B19Lの場合

記号の意味変更
性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
バッテリーの短側面のサイズ×
バッテリーの長さ(cm)×
端子の位置×

アイドリングストップ車用

例)M-55Rの場合

記号の意味変更
外形寸法の区分×
 性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
端子位置(Lは記号なし)×
バッテリー外形寸法区分
標準車用ISS用標準車用ISS用
B17JD26S
B19KD31T
B20ME41U
B24NF51V
D20PG51W
D23QH52X

ランディ(SC26)のバッテリー交換費用の目安

S-95+K-42の場合

実店舗ネット
バッテリー¥61,000~¥20,000~
工賃¥1,000~¥0~
合計費用¥62,000~¥20,000~

費用はあくまでも目安です。

全く同じバッテリーでもネット通販なら実店舗の半額以下で購入できる場合があります。

実店舗でいきなり交換せずに見積もりとネット価格を見比べてからの交換をおすすめします。

バッテリーの保証期間と交換時期の目安

保証期間交換時期の目安
標準車3年3~4年
アイドリング
ストップ車
2年2~3年
ハイブリッド車3年3~4年

近年のバッテリーは突然上がることがあるので通常使用の場合、保証期間+1年以内の交換をおすすめします。

もしすでにバッテリーが上がって困っているという方は24時間365日営業【カーバッテリー110番】 をご利用ください。

ランディ(SC26)におすすめのバッテリー

すすてっく

僕のおすすめはパナソニック・カオスとBOSCH・ハイテックシリーズ!

2個積みの場合はセットがお得です!

S-95K-42の場合

55B24Lの場合

S-95の場合

ランディ(SC26)のバッテリー交換方法

ランディ(SC26)のバッテリー交換はそれほど難しくないので工具さえあればDIY可能です。

ただしS-HYBRID車はリセットでOBDテスターを使用する必要があるので持ち込みでの交換をおすすめします。

交換の際は時計やナビ、ECU等がリセットされるなどのトラブル防止のためメモリーバックアップの使用をおすすめします。

使用工具

メモリーバックアップの使用方法

すすてっく

愛用のカーメイトSA203の使用方法です。

このメモリーバックアップは簡単で失敗が非常に少ないのでおすすめです!

STEP

モバイルバッテリーを接続する

まずSA203にモバイルバッテリーを接続します。

接続すると赤いランプが1個明るく点灯します。

STEP

車両のOBDカプラーに接続する

次にSA203を車両のOBDカプラーに接続します。

OBDカプラーはほとんどの車種で運転席足元付近にあります。

STEP

赤いランプが2個点灯したら接続完了

OBDカプラーに接続し赤いランプが2個明るく点灯したら接続OKです。

この状態でバッテリーを交換します。

交換手順(ハイブリッド車)

バッテリーはイグニッションOFFにして5分以上経過してから交換します。

①インレットエアダクトを外す

プッシュリベットを2ヵ所外し、インレットエアダクトを取外します。

②バッテリーマイナスターミナルを外す

ナット(10mm)を緩め、バッテリーマイナスターミナルを外します。

メイン、サブのどちらから交換してもOKです。

③バッテリープラスターミナルを外す

ナット(10mm)を緩め、バッテリープラスターミナルを外します。

バッテリーステーを外しバッテリーを交換する

ナット(10mm)を緩めてバッテリーステーを外します。

あとはバッテリーを交換し逆の手順で組付けます。

⑤バッテリ放電電流の積算値の消去をする

OBDテスターを使用しバッテリ放電電流の積算値を消去します。

この作業を行わないとアイドリングストップ車が正常に作動しません。

ランディ(SC26)のバッテリー交換後のリセット手順

バッテリー交換後は以下のリセット作業が必要になる場合があります。

メモリーバックアップを使用した場合はリセット不要です。

パワーウインドウ
  1. イグニッションONにする。
  2. パワーウインドウスイッチを操作してガラスを半開以上にする。
  3. パワーウインドウスイッチをオートUPで引き上げ全閉位置後2秒以上引き上げ続ける。
  4. オート機能が正常に作動することを確認する。
オートスライドドア
  1. 開閉スイッチを操作しオート「開」機能を作動させる。
  2. 開閉スイッチを操作しオート「閉」機能を作動させる。
  3. ブザーが鳴ることを確認する。
オートバックドア
  1. 手動でバックドアを全閉にする。
  2. バックドアのオート開閉作動を行う。
  3. ハザードの点滅と警報ブザーの作動を確認する。
バックビューモニター
  1. ステアリングを左右に一杯切る。
  2. 速度30 km/h以上で100 m以上直進走行する。
アラウンドビューモニター

速度30 km/h以上で100 m以上直進走行する。

まとめ

  • ランディ(SC26)の新車搭載バッテリーは標準車が55B24LでISS車はS-95
  • ハイブリッド車はS-95とK-42の2個積み
  • アイドリングストップ車とハイブリッド車はバッテリ電流積算値の初期化が必要

今回はスズキ・ランディ(SC26)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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すすてっく2級自動車整備士 自動車検査員
現役整備士ブロガー|整備士歴15年以上|元オートバックス社員|自動車の整備や工具に関する情報を発信しています。