こんにちは、すすてっくです!
この記事ではトヨタ・アルファード(10系)のガスチャージ(補充)のやり方や費用について解説しています。
ぜひ参考にしてください。
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もくじ
エアコンの効きが悪い原因はエアコンガス不足
- 全く効かない:コンプレッサーが作動していない(本体故障、リレー故障等)
- 効きが悪い:エアコンガスが不足している
- 効いたり効かなかったりする:マグネットクラッチ不良
エアコン故障の症状でエアコンの効きが悪い場合はエアコンガス不足が原因であることがほとんどです。
車のエアコンガスは年間5%程度自然に抜けると言われているので数年に1度は補充をおすすめします。
エアコンガスの補充費用
実店舗 | DIY | |
---|---|---|
ガス代 | ¥3,300~ | ¥500~ |
工具 | ¥0 | ¥1,500~ |
工賃 | ¥5,500~ | ¥0 |
合計費用 | ¥8,800~ | ¥2,000~ |
費用はあくまでも目安です。
補充費用は軽自動車で8,800円、普通車で11,000円くらいが相場と思います。
DIYなら費用を1/4程度に抑えることができますね。
エアコンガス補充DIYに必要なもの
エアコンガスをDIYで補充する場合は以下の2点が必要です。
エアコンガスチャージホース
アルファード(10系)の場合、低圧ポートが奥の方にあるのでホースの長いタイプがおすすめです。
エアコンガス(HFC134a)
アルファード(10系)のエアコンガスの充填量と低圧ポートの位置
エアコンガスの種類と充填量
エアコンガス | 充填量 |
---|---|
HFC134a | 830g |
アルファード(10系)の冷媒充填量は830gです。200g入りのエアコンガスが最大で4缶ほど必要になります。
低圧ポートの位置
アルファード(10系)の低圧ポートはバッテリーと助手席側ヘッドライトの間の下の方にあります。
そのためエアコンガスチャージホースは通常より長いタイプがおすすめです。
エアコンガスチャージ(補充)のやり方
エアコンガスチャージホースの各部名称
エアコンガスの補充手順
バルブのつまみを反時計周りに回し、針が完全に引っ込んだ状態にします。
ガス缶をねじ込みチャージホースに接続します。
クイックカプラーの外側部分をスライドさせた状態で、チャージホースを低圧ポートに接続します。
カチッと音がすればOKです。
エンジンを始動し窓全開、エアコンON、最大風量、最低温度にします。
コンプレッサーが作動すると低圧圧力が適正な範囲内かどうかを確認できます。
この車両は圧力が低いので適正値(青い目盛)になるようにエアコンガスを補充します。
ガス缶を少し緩めてチャージホース内のエアーを抜きます。
少し抜ければOKです。
バルブのつまみを止まるまで締め込みます。
ガス缶に穴をあけています。
バルブのつまみを緩めるとエアコンガスが注入されます。
ガス缶が冷たくなれば正常に注入されています。
注入には時間がかかるのでしばらく待ちます。ガス缶を持ってみて重みを感じなくなれば注入完了です。
ガス缶をぬるま湯につけるなどして温めてやるとガスが入りやすくなります。
ゲージを確認し適正値(青い目盛)になっていれば作業完了です。
まだ圧力が低い場合はチャージホースを取外して同じ手順でもう1本追加します。
チャージホースはバルブのつまみを締めこんでから取り外します。
おすすめのエアコンガス漏れ止め剤
エアコンガスが漏れている場合はエアコンガス漏れ止め剤の使用をおすすめします。
通常のエアコンガスと同じ手順で注入可能です。
まとめ
- エアコンの効きが悪い場合はほぼエアコンガスの不足が原因
- エアコンガスの補充は意外と簡単で工具さえあればDIY可能
- エアコンガスの補充費用は8,800円~11,000円程度
- アルファード(10系)はHFC134aを830g使用している
- アルファード(10系)の低圧ポートはバッテリーと助手席側ヘッドライトの間にある
この記事ではトヨタ・アルファード(10系)のガスチャージ(補充)のやり方と費用について解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。