【アルファード(30系)のバッテリー交換まとめ!】費用やおすすめ、交換方法やリセット手順を解説

こんにちは、すすてっくです!

今回はトヨタ・アルファード(30系)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

この記事の内容
  • バッテリー適合情報
  • おすすめのバッテリー
  • バッテリーの交換手順
  • バッテリー交換後のリセット手順

ハイブリッド車はこちら!

関連記事 30系アルファードハイブリッド(HV)のバッテリー交換費用やリセット手順まとめ!!

アルファード(30系)のバッテリー適合表

車両型式備考新車搭載
DBA-GGH30WISSS-95
DBA-GGH35WISSS-95
DBA-AGH30WISSS-95
DBA-AGH30W 55D23L
(80D26L)
DBA-AGH30Wサイドリフトアップ
シート
80D26L
DBA-AGH35WISSS-95
DAA-AYH30WHVLN2
()内は寒冷地仕様車

車両型式は車検証をご確認ください。

アルファード(30系)の新車装着バッテリーは全部で4種類

アイドリングストップ車はS-95でHV車はLN2、標準車は55D23Lでサイドリフトアップシート装着車は80D26Lです。

バッテリーサイズの見方は以下を参考にしてください。

標準車(充電制御車)用

例)40B19Lの場合

記号の意味変更
性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
バッテリーの短側面のサイズ×
バッテリーの長さ(cm)×
端子の位置×

アイドリングストップ車用

例)M-55Rの場合

記号の意味変更
外形寸法の区分×
 性能ランク(数字が大きい程性能が高い)
端子位置(Lは記号なし)×
バッテリー外形寸法区分
標準車用ISS用標準車用ISS用
B17JD26S
B19KD31T
B20ME41U
B24NF51V
D20PG51W
D23QH52X

ハイブリッド車はこちら!

アルファード(30系)のバッテリー交換費用の目安

S-95の場合

実店舗ネット
バッテリー¥45,000~¥13,000~
工賃¥1,000~¥0~
合計費用¥46,000~¥13,000~

費用はあくまでも目安です。

全く同じバッテリーでもネット通販なら実店舗の半額以下で購入できる場合があります。

実店舗でいきなり交換せずに見積もりとネット価格を見比べてからの交換をおすすめします。

バッテリーの保証期間と交換時期の目安

保証期間交換時期の目安
標準車3年3~4年
アイドリング
ストップ車
2年2~3年
ハイブリッド車3年3~4年

近年のバッテリーは突然上がることがあるので通常使用の場合、保証期間+1年以内の交換をおすすめします。

もしすでにバッテリーが上がって困っているという方は24時間365日営業【カーバッテリー110番】 をご利用ください。

アルファード(30系)におすすめのバッテリー

すすてっく

僕のおすすめはパナソニック・カオスとBOSCH・ハイテックシリーズ!

バッテリーは信頼できるメーカー製品を選びたいですね!

S-95の場合

55D23Lの場合

80D26Lの場合

LN2の場合

アルファード(30系)のバッテリー交換方法

アルファード(30系)のバッテリー交換はそれほど難しくないので工具さえあればDIY可能です。

交換の際は時計やナビ、ECU等がリセットされるなどのトラブル防止のためメモリーバックアップの使用をおすすめします。

使用工具

メモリーバックアップの使用方法

すすてっく

愛用のカーメイトSA203の使用方法です。

このメモリーバックアップは簡単で失敗が非常に少ないのでおすすめです!

STEP

モバイルバッテリーを接続する

まずSA203にモバイルバッテリーを接続します。

接続すると赤いランプが1個明るく点灯します。

STEP

車両のOBDカプラーに接続する

次にSA203を車両のOBDカプラーに接続します。

OBDカプラーはほとんどの車種で運転席足元付近にあります。

STEP

赤いランプが2個点灯したら接続完了

OBDカプラーに接続し赤いランプが2個明るく点灯したら接続OKです。

この状態でバッテリーを交換します。

交換手順(標準車)

イグニッションOFF後T-Connect加入車は6分、未加入車は1分以上経過してからバッテリーを交換します。

①ラジエターカバーを外す

プッシュリベットを抜き取りラジエターカバーを外します。

②バッテリーステーを外す

両端のボルト(12mm)とナット(10mm)を緩め、バッテリーステーを外します。

③バッテリーマイナスターミナルを外す

ナット(10mm)を緩め、バッテリーマイナスターミナルを外します。

④バッテリープラスターミナルを外しバッテリーを交換する

同じようにナット(10mm)を緩め、バッテリープラスターミナルを外します。

あとはバッテリーを交換し逆の手順で組付けます。

アルファード(30系)のバッテリー交換後のリセット

メモリーバックアップを使用しない場合は以下の項目のリセットが必要です。

ステアリングセンサ舵角中立点記憶

エンジンを始動しステアリングを左右に据え切りする。

ステアリングセンサ0点補正

車速35 km/h以上で5秒以上直進走行する。

電流積算値初期化(アイドリングストップ車)

約5~40分間アイドリングストップが作動するまで走行する。

作動しない場合はOBDテスターを接続し電流積算値をリセットする。

電気式ドアロックシステム初期化

ドアコントロールスイッチまたは電子キーによるドアアンロック操作をする。

パワースライドドアシステム初期化

スライドドアを1回手動で全閉にする。

(ドアを閉じた状態でバッテリーを交換した場合は初期化不要)

パワーバックドアシステム初期化

手動でバックドアを全閉にする。

(ドアを閉じた状態でバッテリーを交換した場合は初期化不要)

まとめ

  • アルファード(30系)の新車搭載バッテリーは4種類
  • アイドリングストップ車はS-95、HV車はLN2、通常車は55D23L、サイドリフトアップシート装着車は80D26L
  • バッテリーの交換は簡単なのでDIYで可能
  • バックアップ無しでバッテリー交換をした場合はリセット作業が必要になる

今回はトヨタ・アルファード(30系)のバッテリー交換費用やリセット手順についてご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

アルファード関連記事です!

ABOUT US
すすてっく2級自動車整備士 自動車検査員
現役整備士ブロガー|整備士歴15年以上|元オートバックス社員|自動車の整備や工具に関する情報を発信しています。